2011.07.14

report IDS 報告その3 まとめ (橘田)

間が空いてしまいましたが、IDSの報告のまとめをしていませんでした。

メッセからのレポートによると、

ドイツ・ケルン開催のインターナショナルデンタルショー(IDS)は

5日間の開催で、

58ヶ国・1956社の出展(展示)があり、

148ヶ国・115000人の参加(見学者)があったと報告されています。

数字を見ても想像できないかもしれません。

世界中からの出展と参加があるということですが、デンタルショーといっても日本のデンタルショーとはまったく違うものだと思ってください。

歯科医師会主催で、材料商組合といわゆるメーカー関係の機関とで共催するのが、日本のデンタルシューですが、どちらかというと今日必要なもの、または今日売れるもの、売りたいものを展示している感じです。

IDSはメーカー、ディーラー、サプライヤーの商談の場、そしてユーザー向けのコンセプトの発表の場、新規参入の会社、商品の発表の場といった感じでしょうか。

モーターショーで見る、コンセプトカーを想像していただけると良いかもしれません。

日本のメーカーの展示ブースを見ても、日本での展示とIDSでは明らかに展示の仕方が違います。自分たちが一番強いものを前面に出して世界に発信しようとしていますし、近未来のコンセプトを感じるものになっています。

また、日本のデンタルショーと比較して、技工関係の出展ははるかに多く、半分は技工関係の出展ではないかと感じます。

それは、新規参入のコストの問題もあるでしょうし、工業界から機械を流用しての参入がしやすいなどが考えられますが、デジタル化が進んできて、非常に大きな変化がある業界だからだと思います。

中古の事務机にエンジンを載せて、バキューム代わりの掃除機と、遠心鋳造機があればラボが完成!開業資金200万円也!!

そんな時代ははるか昔になりました。

ドイツでは一般的にラボ開業に5000万円必要だと言われます。

現実に日本でも、1000万円以上の機械設備が普通に売られています。

思っている以上に歯科技工所は変化しています。

もう一つ、日本人の技工士さんが世界中で活躍されているように、歯科技工は世界標準化と言いましょうか、情報の共有化が進んでいます。かっこよくいえばグローバルスタンダードということでしょうか。

今回もドイツのラボを見学してきましたが、言葉の壁はあるにせよ、誤解を恐れず言えば、明日からでも他の国のラボでセラミックを築盛できる。それが今の歯科技工です。

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                レダースのCAD/CAM 3000万円?なり、 すでに日本でも数社が購入済み。

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               サージカルガイド製作用のミリングマシーン。いずれガイドもラボで製作するようになるのでしょうか。

さて、見学のまとめです。

3日間の見学でしたが、一応すべてのブースは見ました。パシフィコのデンタルショーの8倍強です。疲れました

2年前と違って、少し冷静に見ることができました。

その感想は、前回も書きましたが、デジタルものは、小型化、低価格化、高性能化、でしょうか。

小型化は、小規模のラボ向け用、大型の高性能機は大規模ラボ、またはセンター化を狙う企業向け、といった感じに見えました。

低価格、取扱いアイテム、加工材料の増加はより魅力的にうつりましたが、

はたして、このクローズド状態の日本、独自の進化(退化)をしてきたと言われますが、薬事の壁に阻まれて世界から孤立し、情報を統制(大本営か?)され、隣も買ってますのであなたも乗り遅れますよとそそのかされ、機械や材料を買っている状況はいつまで続くのでしょうか?

もたもたしてるとチャイナ・コリアパワーに席巻されてしまいます。

というより、すでに、、、

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         フロアーの半分がコリアブース!ユニット、重機械からインプラントまで、何でもあり。なおかつリーズナブル。

自分たちが思ってる以上に、環境も意識も遅れている。これが今の日本の歯科事情なのでしょう。

海外に出てみてよくわかる。これが感想です。

また次回も参加したいと思っています。

この2年間で少しでも進歩してやるぞ!

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