
2010.06.15

インプラントセンター21のイブニングセミナー6月に参加してきました。
今回は前歯部領域のインプラントについてです。
各領域のなかで一番難しく、特に上顎は難しいということです。
理由は審美領域ということで、機能的に問題がなくても審美的に問題があれば受け入れてもらえないものになってしまいます。
頬側の骨が薄くなりやすいことや歯肉のマネージメントが難しいなどハードルも高く、簡単に取り組めないところといえます。
繊細な外科的手技が必要とされ、聞けば聞くほど難しい領域です。
私なりに要約すると、歯冠形態と歯肉ラインのバランス、黄金比を確立するためには埋入の位置、深さ、角度を精査する。特に頬側の骨の高さ、厚みです。
頬側の骨の厚みを最低1ミリ(2ミリ)確保するよう、骨の形態に合わせてポジションを決め、埋入し、ケースによってはGBR、CTGなどにより骨、歯肉の確保する。
補綴的に再現できる審美性にも限界があります、どうしても外科的な手技が必要になりますが、だからと言ってすべてが成功するとは限らずリスクが伴う大変難しいものだと感じました。
また、マージンライン(フィニッシュライン)の設定位置や歯肉縁下のアバットメントの形態などで多少意見の分かれるところはあると思いますが、たいへん参考になりました。