
2010.05.18
インプラントセンター21のイブニングセミナー5月を受講しました。
今回は上顎臼歯部のインプラントについてです。
まず乗っけから上顎臼歯部のインプラントは、上顎洞の問題や骨量、骨質から見て難しいと言っていました。
この問題の克服には確実な審査、診断を前提に、傾斜埋入、ショートインプラントが有用で、必要であれば骨造成、等が必要になってくるということでした.ショートインプラントについては、単独では使用せず、複数の連結で使うということでした。
また今回は会員発表で、千早先生が『インプラント上部構造におけるエステニアの有用性』と題してお話しされました。
ある勉強会のデータとしてインプラント上部構造の咬合面に使用される材料でメタルからポーセレンへの移行が進むが、破切率は4~8%はあるということでした。
通常のCr-Brに比べても高い数字です。こんな理由から最近ではハイブリッドレジンに移行しているではないかということでした。
インプラントセンター21でもハイブリッドの使用率が高いそうです。
ハイブリッドレジンの優位点については
多少の弾性があるため対合歯も含め破切のリスクが少ない、メンテナンスがしやすい、等です。
ここで確認しておきますが、どんなにフィラーの含有率を上げても基材がレジンなんですからセラミックスではないですよあれは
咬合面に使う材料に関しては意見の分かれるところだと思いますが、どこに焦点を置くかで選択も変わってくると思います。
私見として書かせてもらいますと、生体親和性、表面の滑沢度からのプラークの付着しづらさや除去のし易さ、咬合接触点の安定、審美性などを考えるとセラミック。
強度、耐摩耗性、修理への対応、研磨性などを考えるとメタル。
破切の心配、修理の簡便さ、審美性などを考えるとハイブリッド。
となるのでしょうか。
現状、万能の材料はありません。 患者さんの要望や、歯科医師の考えの優先順位で選択していくということでしょうか。