2010.02.25

report 日本臨床歯科補綴研修会 総義歯ライブ (橘田)

267日開催の日本臨床歯科補綴研修会の総義歯ライブを受講してきました。

本講習は、全4日間で被験者をお願いした患者さんの上下総義歯を、顎関節の診断からスタートして、義歯完成 装着までをレクチャーを交えてライブで見学できるものです。

月刊歯科技工別冊 デザイニング・コンプリートデンチャー(医歯薬出版)を資料として使い、見学とは言っても実に多くの事が学べます。

前半2日は、顎関節、咀嚼筋の診断、概形印象、トレー製作、筋形成・本印象、フェイスボー トランスファー、咬合床、咬合採得、ゴシックアーチトレーサー製作、ゴシックアーチ描記、チェックバイト採得、咬合器リマウント、顆路角調整までを行いました。

特に印象とゴシックアーチは、参加者みなさんが固唾をのんで見るという緊張感が伝わる研修でした。

筋形成時の上顎臼歯歯槽結節付近で下顎の筋突起の動きを印記する方法や閉口筋緊張状態の印記。下顎においては頬棚付近の床縁の決め方、舌の動かし方の微妙な違いで変わる舌側床縁形態と封鎖。顎関節、咀嚼筋の診断を踏まえたゴシックアーチの解析から中心咬合位の決定などなど。

私たち技工士が、ただ模型だけを眺めていても到底イメージできるものではありません。
歯科医師が苦労して採った印象について、もっと深く理解しなければいけないと感じました。

次回は人工歯配列から完成までです。
担当技工士の星さんはかなりハードワークですが、大変楽しみです。

【日本臨床歯科補綴学会】

http://www.jcpds.jp/

【総義歯ライブ2ヵ月コース 2010】 

http://www.jcpds.jp/seminar_03.htm

橘田

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